みなさんこんにちは。
作曲家のガージュです。

私はこれまでにたくさんの商業作品・レコード会社から出す歌手の作品、映画CMなどを手がけてきました。

そんな中で同時に、この10年以上欧米の最新の音楽療法や、神経科学脳科学)、認知考古学(人間の認知機能や行動がどう発達してきたか?)を研究し、音楽家の立場から音楽と人間がどう付き合っていくことで、より上質な癒し・

エネルギーが得られるかを皆さんに紹介する準備をしてきました。

そこで始まったのが「Garjueの21世紀版音楽講座」です。
(詳しくはこちら)

 

なぜ21世紀版か・・・? それは、 おそらく人類はこの2000年ほどの間に音楽が本来持っている

力を忘れてしまったからです。

そして21世紀の現在には、音楽との同調による人と人との一体感のようなものが、とても重要になってきていると感じるからです。

 

古代の人類は音楽を自然信仰の中心におき、音楽は医療としても重要な役割を果たしていました

音楽、とりわけ響きが人間に与える影響を通じて、人は自然や宇宙を感じ、そこに「神」を感じたようです。

紀元前500年前のギリシャでは、その音楽が証明する自然の力をより明らかにするために、数学・物理が誕生し、天空の星達も同じバイオリズムの上に運行している事を明らかにするために、

天文学が生まれ、自然界が持つ本来の調和・バイオリズムに気付いた人々は、

「より良い生き方」を求め、

それらがいつしか哲学へと発展していった事が歴史の記録からうかがい知れます。

人を癒し、時に病を治し、人々を結束させ、社会の安定にさえ繋がる、これらの音楽が持つ力は、現代ではとても抽象的な、ともすればオカルトな世界であると錯覚する人も多いのが現代です。

しかし、考えてみましょう・・・

私達の体は宇宙を構成する一部、つまり物質のひとつです。

宇宙誕生のビッグバンからはじまり、絶妙なバランスの上に宇宙全体の物質が調和を保っています。

エネルギーも、物質も、それらが集まりより大きな物質、例えば星も調和を保って活動しています。

その絶妙な調和の中に誕生した私達地球上の全ての生命も、それらのバランスから独立したものではなく、宇宙の調和の一部なのです。

この調和・・・
私達の身近でもっとも自然法則に則って存在しているのが、音楽や自然界の響きの中に含まれる倍音というものです。

たった一つの音のように聴こえていても、実はそのたった一音の中には無数の倍音が響いています。

自然界で響きわたる音ならどんな音でも倍音を持っています。

この一音に含まれる無数の倍音の関係を研究し、その関係から調律法を発見したのが有名な

ピタゴラスです。

紀元前500年も前のことです。

倍音の持つ揺らぎは、宇宙が誕生した時に放たれたマイクロ波と同じ波長の揺らぎを持っていることも分かってきています。

つまり宇宙が誕生した138億年前も、今ピアノの鍵盤を一つ鳴らしたその空気の振動というエネルギーも、例えば石ころを投げ込んで出来た水の波紋も、そしてこの太陽系が楕円を描きながら規則正しく並んで広がり運行しているのも、

宇宙に広がる波動の同調という

シンプルな法則でつながっているのです。

では、そういった本来の自然法則に基づいたバイオリズムに、音楽を通して接したら私達の体はどう反応するのでしょう・・・?

おそらくストレスフルで不自然なリズムに支配された都市型の暮らしをしている人間なら、体の中の調和の乱れ、脳波・心拍・呼吸を初めとする体のあらゆるリズムの乱れに気がつく、貴重なきっかけとなることでしょう。

東洋医学で言われる人間の自然治癒力からも分かるように、人間は心身の乱れとその原因に体が気付いてしまえば、自らそれを治療する計り知れない自然治癒力を無意識下で持っています。

その様な力が引き出される音楽の持つ力を、古代の人々はとても大切にしていたことが分かっています。

そしておよそここ2000年ほどの間に、それらの力は忘れ去られ、音楽はファミレスで周りのテーブルの雑音を紛らわせるための環境音のように扱われるようになりました。

(音響工学ではマスキングと呼ばれる雑音を雑音で消すという手法です)

現代の個人主義の広まり、相手の心を重視するコミュニケーションの衰退、リアルの世界の中で他者と一体となり同調の輪が広がることを、軽視し始めた現代社会の問題とも実は音楽は深く関係しているように私には思えるのです。

今後こちらのブログでは、古代の人々が生活の至る場面で大切にしてきた音楽ヒーリングの力を、 誰もが納得できる形で生活に取り入れていけるように、音楽の力を科学的にも取り上げながら 皆様に喜んで頂ける情報を発信していきたいと思います。