みなさんこんにちは。ガージュです。

今日は「音楽になぜ人の心や体の不調を整える力があるのか?」という事を考えていきたいと思います。

  • 一番の理由は脳が音楽に反応するからです。

私達の脳はニューロンと呼ばれる神経細胞が絶えず情報伝達を行っています。

その伝達の活動によって私達のあらゆる臓器は正しく機能し、物事を考え、他者とコミュニケーションを取るなどの認知行動を行っています。

よく「脳波が乱れるといった」表現で言われますが、この脳の活動が乱れてしまうと私達の体には不調が現れ、消化器官の活動が乱れたり、頭痛やめまいが起こったり、自律神経失調症と呼ばれるような症状が起こります。

そしてその状態を放置しているとより大きな疾患を発症する原因ともなると考えられています。

心の方も同じです。

私たちは自意識の中での思考や選択の中で感情をコントロールしている気になっていますが、実際には無意識下の脳の活動の暴走や低下によって感情は実に敏感に反応して振り回されています。

例えばパニック障害と呼ばれる病気は、かつては精神的な病気であると思われていましたが、近年の研究ではそのほとんどは精神的なものに起因するのではなく、脳機能障害であることが分かっています。

そのため適切な投薬による効果的な治療も生まれています。

つまり私達の心と体は、常に脳の何らかの反応と連動しています。

 

この脳が最も活性化するといわれているのが、音楽を聴いている時であることが最新の神経科学の研究で少しずつ分かってきました。

どのくらいの活性か神経科学者の見解をそのまま引用すれば、生き物の本能である、”種の保存の行為交尾”をしている時、

そして危険な薬物を使用して脳が強制的に活性している時、これらの状況と同じレベルで脳の活性が起こっているようです。

交尾は本能的欲求が満たされる状況。

薬物による活性は危険な副作用のリスクを犯している状況です。

これらの極めて稀な状況に起きている脳の活性と同じレベルの活性が、

ただ椅子に座って目を瞑り音楽を聴いているだけで実現する可能性を秘めています。

 

音楽を聴いて感動しいている時、脳は普段のその他の認知行動では見られない程に、あらゆる認知機能がいっせいに活性化することが分かっています。

そのため、神経活動の中で乱れている機能の修復を行ったり、代替する機能との置き換えを試みたりと、自らを修理するために脳は信じられない巧みな機能の改造を行います。

そのため、音楽を併用したリハビリは回復がとても早く医療現場で期待されています。

 

或いは、脳は引き出せなくなった記憶の回復まで試みます。

そのため認知症の予防や治療においても期待されています。

次回はそれらの脳の活性が音楽を聴いてどのように起こり、私達の体調だけでなくどのように気分を変えるのかに触れたいと思います。

 

 

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